宿の経営は、数字だけでは動かない。
どれだけ理屈が通っていても、現場の声が置き去りなら前には進まない。
しかし、現場の声だけでは決して成り立たない。

経営サイド、現場スタッフ、そして私たち。
三者がチームになったとき、ようやく本当の改善が始まる。
私たちは“ビジネスパートナー”なんて呼ばれたくない。
ただの外注でも、相談役でもない。
宿の一員として、共に悩み、考え、現場で汗をかく。

きれいごとじゃ、宿は変わらない。
だから私たちは、今日も現場に立つ。
ともに泥臭く、宿の力をつくるために。