なぜホテレス前に「投資の基準」が必要なのか?
ホテレスは、サービス産業向けに設備・備品・ITなど“必要なものがすべて揃う”展示会です。
つまり意思決定者にとっては、「投資の候補が一気に増える場」でもあります。
このとき基準がないと起きやすいのが、次の3つです。
・オペレーション設計が抜けた投資
例:自動チェックイン機(約500万円/台)を入れたのに、結局フロント人数は変わらず、レジ締めも自動化できず、かえって非効率化してしまった。
・“効果”が数値で定義されていない投資
「便利そう」ではなく、ADR・稼働・人時生産性・原価/光熱費など、どのKPIをどう動かす投資かを先に決める必要があります。
・回収期間の設計がない投資
同じ投資でも、回収を 3年で狙うのか/5年で組むのかで、打ち手も資金計画も変わります。だから、ホテレスに行く前に 「何を見るべきか」「何は買わないか」まで含めた判断基準**を作っておくことが、最短の近道になります。
2026年2月17日~20日開催のホテルレストランショーの概要はこちら
https://hcj.jma.or.jp/
この勉強会で得られること
この勉強会では、ホテレスで検討が増えやすい投資(自動化ロボ/省エネ設備/客室改装)を題材に、 費用対効果をブレずに見抜く“投資の型”を共有します。
1)投資判断の「基本フレーム」
- 投資目的の整理(売上UP/原価低減/人手不足対策/CS維持)
- KPIの置き方(ADR、稼働、RevPAR、光熱費、人件費、業務時間など)
- 回収設計(3年回収/5年回収での考え方の違い)
2)“効く投資”と“効かない投資”の分かれ目
- 自動化:機器単体ではなく、業務フロー全体(レジ締め/精算/有人対応)が変わるか?
- 省エネ:削減額だけでなく、メンテ・運用負荷、稼働率変動**を織り込めているか?
- 客室改装:改装後に ADRを1.2倍以上狙える設計 になっているか?(価格根拠=体験価値の設計)
3)補助金×圧縮記帳×キャッシュの“投資速度”の考え方(概要)
- 補助金活用時と未活用時で、キャッシュフローと投資速度がどう変わるかを、わかりやすく整理します。
- 圧縮記帳のメリット/デメリットは「一般論」として、判断に必要な論点を紹介します。
※「回収3年/5年を練りながら、客単価と稼働に響く投資を積み上げる」など、投資の組み立て方そのものが成果を左右します。
こんな悩みがある方におすすめ
- ホテレスで「結局、何を見ればいいか」迷いがち
- 自動化ロボやDXを検討しているが、人員削減や省力化に繋がるイメージが持てない
- 省エネ設備の提案を受けるが、削減額の試算が信用できない/運用負荷が見えない
- 客室改装を考えているが、単価が上がる改装になっているか自信がない
- 投資で失敗したくない(単価も稼働も上がらず、返済だけが残るのが怖い)
- 補助金や圧縮記帳の“概要”を押さえて、投資判断の精度を上げたい
ホテレスに行く前に聞いておくとちょっとお得な気分になれるよう努めますので
どなたでも投資基準についてわかりやすくお話いたします。
松本 晃
専務取締役 COO
株式会社宿力のコンサルティング事業部の事業責任者として資金調達・M&A戦略など経営企画全般を担当。また、システム開発事業部を立ち上げ統括し、オフショア開発も推進。さらに、人事労務・採用、新規事業開発など、多岐にわたる分野で宿泊業界の組織成長を支援。
篠崎 恭平
シニアコンサルタント
星野リゾート出身。宿力では採用戦略から実行までを一貫して担当し、現場に即した“攻めの採用”を設計。人材が集まりにくい地域や厳しい条件下でも、マネージャークラスから料飲スタッフまで幅広いポジションで採用実績を構築。媒体選定・求人票・スカウト運用を駆使し、再現性のある採用モデルを現場に導入してきた実務家です。